お部屋で過ごす時間が長くなるこれからの季節、心地良い空間、お気に入りのインテリアに囲まれて過ごしたいと思いませんか?
冬の夜の時間が18時間にもなる北欧の国々では、厳しい寒さと長い夜を過ごすインテリアへの関心が高いのも納得できます。以前にストックホルムを訪れた際、街中にインテリアショップが点在し、しかもどの店も多くの人で賑わっている事に驚きました。テイストも、いわゆる北欧モダン系.が中心ながらそれだけではなく、クラシック系やエレガンス系など、幅広いジャンルがあります。

個性を出そう!

さて、「カーテンを楽しむ」とは、どういう事でしょうか?ボクが真っ先に思い当たる条件、それは『脱・無難』です。日頃、お客様から「飽きが来ないようにしたい」というご希望を聞くことがありますが、ボクは先ずその言葉を忘れて頂く事から始めます。
「飽きが来ない」というキーワードが頭にあるうちは、「無難」から離れられません。無難=存在感を極力無くすことになり、掛けて1ヶ月後には単なる目隠しの道具になってしまいます。それではオシャレとは程遠くなってしまいます。洋服でも、隠す所を隠して寒さをしのぐだけでは満足できないし、車でも、ただ安全に移動できるだけではつまらない。「デザイン」は、そこに楽しさと喜びを与えてくれる、大切な要素なのです。
何も極端に思い切ったデザインやカラーでなくともいいのです。ちょっとしたアイテムやカラーを加え、組み合わせを工夫してみる。今までよりも少しだけ大胆な柄を選んでみる。ほんの少しだけでよいのです。
テクニックの例をご紹介しましょう。
〈変化をつける〉 
一つのお部屋に二つ以上の窓がある場合、同じ生地にしなければならないなんて決まりはありません。積極的に違う生地を合わせてみましょう。同系色にするとスッキリ納まります。
〈色を楽しむ〉 
今までよりも少し大胆な色を選択するのも楽しいです。
以前は一般的にアクセントカラーとして使われていたパープルも、今ではアソートカラー(ベースカラーの次に面積をしめる色)として、積極的に使うのがトレンドです。
〈オリジナルに挑戦〉 
複数の色や柄を縫い合わせて、オリジナルカーテンを作ってしまうのも面白いです。それには、弱い色や柄にアクセントを加えてメリハリをつける方法(足し算)と、強いデザインを間引いてスッキリ見せる方法(引き算)があります。また、柄と柄を組み合わせてより主張を強める(掛け算?)、そんな事もできるのです。
バランスやカーテンアクセサリーを加えて個性を出してみるのも楽しいですね。
カーテンの楽しみは無限大。単に無難.に逃げてしまうのではなく、ファッションとして自分らしさを演出してみてはいかがでしょうか。

   
   
 
 

●越川 洋平/こしかわ ようへい

 
株式会社オーブインターナショナル (東京都) 
http://www.c-aube.jp/
帝京大学文学部国際文化学科卒業
潟Jーテン館窓入社(約8年間勤務)
2005年11月に独立 潟Iーブインターナショナル設立
コーディネート実績は約3000件
テレビ、ラジオ出演
(ニュースプラス1、クイズ赤っ恥青っ恥、ズームイン朝、FM−Nack5など)
毎年3週間かけてヨーロッパの展示会を取材して回るトレンドウォッチャー
インテリアスタイリングプロ 会員
<http://www.stylingpro.jp>